HID ( 高圧放電灯 )
上の画像は、LOTUS ESPRIT S4s のリトラクタブルヘッドライトの中身。 ( ハイロー独立4灯式 )
今年3月の入庫時にブログ三部作にさせて頂いたロータスエスプリの記事は、私の中での金字塔になっています。
そして今回、別件の御依頼を賜わり再び奈良からお越し下さったこと非常に光栄で、職人冥利に尽きる思いです。
10月、ブログ経由でしかも複数回の御縁になる方々が合計12名もご来店下さる見通しになっており、日々奮闘中♪
HID ( High-intensity discharge lamp : 高圧放電灯 ) は素晴らしい光度をもっています。
高効率タイプのハロゲン球を軽く凌駕するほど明るいために、最近チラホラとHID化の御依頼が。
まだまだ安価ではないものの低価格化の兆しがあり、着実に普及度は向上しているようですね。
今回は、既に他店でロー側のみHID化してあった上乗せで、ハイ側もHIDにとの御依頼内容。。
蛍光灯や水銀灯と同様に 「安定器=バラスト」 が必要になるのがハロゲン球との相違点で、
点灯初期の要求電圧は2万ボルトにもなるのが特筆事項でしょう。 まさに高圧放電灯。
不用意にハーネス同士をクランプしないよう取説に書かれているほど 非常にノイジー!!
汎用キットというのは宿命的にワイヤハーネスがかなり長めに作られています。
狭いリトラの中に、小箱4つと長い配線 を無造作に詰め込むと配線団子の出来上がり? ww
ノイズ干渉で点灯不良を起さぬよう、同時点灯させない前提の上・・・・・
入出力異系統 及び ハイロー同系統を極力離す ように設置配線レイアウト。
これはかなりの知恵の輪でした!
オーナーの御許可の元、短く詰めても差し障りのない線は英断をもってしてワンオフ加工。
バッサリ切るには相当勇気が要ったのですが、でもお陰で納得いく仕上がりになりました♪
曲ったことは嫌い? ww
上の画像は、2001年 アルファロメオ156 / 932A2 、エンジンルーム向って右奥の様子。
黄色いキャップの白い容器は ブレーキ リザーバータンク で、普通はブレーキマスターシリンダ
の上に直接載っているのですが、諸般の事情によりこのタイプのような分離設置型も散見します。
実は・・・・・ 元々は 15度ほども傾いでいたのです!
多少傾いていたとしても、機能的にも安全性の上からも全く問題などはありません。
しかし私の中の何者かが、「あ゛~! ぐわぁ~! がふぅ~~!!」 と叫ぶわけであります。 www
子細に観察すると、リザーバータンクの固定方法は片側2点のみ。
これに回転モーメントを与えるような具合に、下側ホースが突っ張っていたのが原因でした。
ホースの湾曲度・固さ・僅かな長さの違いによって少しでも歪む力が加わると、樹脂素材というやつは時間をかけて
ジワリジワリと曲ってしまうものなのです。 エンジンの熱に曝されると尚更この傾向に拍車がかかってしまいます。
対策としては、ホースが接続されているボディー側のパイプを、釣り合う角度に軽く手曲げしてやるだけのこと。
あぁしかし、僅かそれだけのことなのですが、アルファロメオのこの車種は大抵傾いているんだろうなと感じました。
今回の御依頼内容は、別件ブレーキ系統全般の通常メンテナンスをとのことだったのですが、
気が付いてしまったら最後、直さずにはいられなかったですねぇ。。 (^_^;
ノートパソコン 逝く
WIN98 / IBM ThinkPad1456 pentium333MHz 、HD不良の兆候ありで代替決定。
1つしかないUSBポートが使えなくなっていたのでいいのです。
元々壊れていたのを只で貰って自分で修理、丸4年も使えたのでもういーのです。
電源コードを足で引っ掛けられたのか、ACジャックが破壊されて充電不能になっていました。
ピンジャックは脆い基板 ( システムボード ) に載ってるだけ、ケース側との補強なしでは壊れて当り前です!
アロンアルファとハンダで直ったのですが、木端微塵のバラバラにする必要がありました。 設計者を恨みます。。
で、今年1月のケースに引き続き、2台目になるDELL購入。
約10日ほどの悠長ともいえる納期中、今はどの段階にあるかをオンラインで調べれるので
気の短くない人でも毎日のように上の画像を見てしまうことになるかも知れません。
実は今回、ずっと船舶輸送中のままだなぁと眺めていたら、一足飛びに明日お届け予定とのメールが! w
話変わって、マイ ディレクトリ というNTT系列のサイトがあり、そこ経由でDELL君を買えば更に4%OFFに。
( 100円につき4ポイント = 10万円買うと4千円分のギフトカード ) 同じ買うなら利用しない手はないでしょう。
ところで最近のPCにはやたらと多くのUSBポートが付いてますよね? すぐに壊れてしまうからでしょうか?
荒く使っても壊れにくいような構造にしておいて欲しいものです。 壊した経験のある人、手を挙げて!! (爆)
ボッシュ充電器 逝く
BOSCH製バッテリー充電器 BAT415 です。
約半年使ってみて肌で感じる素晴らしさは、
どれだけ繋いでもバッテリーが熱くならない
ということに尽きるでしょう。ずっと常温のまま!
皆に重宝がられて酷使されるのは仕方なき事。
妙な発振音がしだしたと思った途端に御臨終。
いや、あのその、絶対落したりしてませんから! ww
やはり初期物には外れが多いもののようです。
余裕で保証期間内だったので心配は要らなかったのですが、メーカー対応がどうなるか・・・
こういうのは何よりも押しが大事なのかも知れません。 紳士的に振舞っていたら急ぎ現品修理
の方向で話がまとまってしまいそうになっていたところを、社長である父のちょっと待った攻撃?!
「毎日使っとんのになに悠長なことぬかしとんじゃ! そなもん新品にせなアカンで!」
「サラ持って来いや! サラァ~~!! ヾ(。`ο´。) 」
鶴の一声で、早くも翌日には純新品のバッテリー充電器が届いたのでした。。
どうして世の中、ごてたおっさん勝ちなんでしょうねぇ? とても複雑な心境です。 (爆)
BOTTOM SUNK
弟子B君沈没?! |
弟子A君とB君は、整備士養成学校同期卒で仲良く入社してきて早5年目。 その間ずっとのボットム生活ご苦労様。
人の出入の激しい自動車整備業界では、これはそこそこ長続きした部類に入ると思います。
B君が休みがちになってブログ更新がパタリと止ってしまったことでも判るように、これは痛恨の戦力ダウンですね。
私は何年ぶりかで工場のシャッターを閉めたり、自販機横の空き缶入れを掃除したりという雑務を手伝いだしました。
居なくなって初めて気がつくのは世の常。 今となっては彼の病の快癒と、次の会社での活躍を祈るのみであります。
約半月の感傷的だった期間を経て、ようやく私の中での日常が戻ってきました。
来春卒業予定の11名もの学生達が工場見学に来りと、目を瞑っていても時は淡々と過ぎてゆくようです。
数年後には、勤続20年以上の番頭格の方が定年を迎える予定なので、当分は新しい血を欲し続けることでしょう。
妖艶寝姿♪
上の写真は、我家のクーちゃん。 久々の登場になります。
これは激写でもなんでもなく、常日頃からの寝姿で、クーちゃんは あお向け派 のようです。
だから熟睡中はほぼこんな感じなのですよ。 フラッシュ数回たいても起きませんから! (爆)
一応、クーちゃんはレディーなんですけどねぇ~ (^_^;
足元で安心しきって、しどけない寝姿を見せてくれるのは飼い主にとっては微笑ましいのですが
「しどけなくうちみだれ給へる御さまにて」 と、好意をもって他所様が見てくれるかどうかは微妙。。
実はクーちゃんの就寝スペースは、ガラス張りの玄関ドア近くにあるのです。
だから朝方、妖艶寝姿が通行人から丸見えなのであります!
事務所はタバコ屋さんも兼ねているので、近所の人達との交流も多く・・・
「ワンちゃん、いっつも凄い格好で寝てへんかぁー (笑)」 という会話になるのです!!
そこで出番のクルマ屋君。 (。・_・。)ノうい♪ w
玄関の下半分に自動車用の一番濃いフィルムを貼ってやりました。
( 全部貼ると危ない事務所になりそうなので、それは避けたのは言うまでもありません。 www )
せっかく外から見えなくしたのに、ブログで晒したら意味ないという噂も聞こえてきそうですが。。
げらげら o(^▽^)o げらげら
中古品スターターモーター
右の画像は、過去記事から借りてきたスターターモーター。
強力な洗浄剤を使えば、細部の汚れまで綺麗に出来るので、
外観から中古品かリビルト品かを判断するのは難しいかも。
しかし、内部の必要なグリスまでも溶かすであろう脅威的な
油脂分解能力の薬剤をぶっかけるのはどんなもんでしょう。
むしろ車両から取外して薄汚れたままの方が本当は良いと
思うのですが、市場に出す場合はそうもいかないようです。
実は・・・・・
2006年の正月明け早々、マツダボンゴトラック ( 車歴7年 走行13万キロ ディーゼル ) のお客様から
「エンジンが始動できない」 との御連絡があり、急遽出張して拝見するとスターター不良でした。
しかし、クルマの代替も検討中であり今回の整備費用は極力抑えたいとの強い御要望があり、
無保証ながらも中古品スターターに交換 = 最も安価であろう方策・・・ を採用したのでした。
全国ネットのリサイクル網はかなり充実しており、需要があるパーツならほぼ揃っていますね。
それから7ヶ月、なんとか検査満了日まで無事にお勤めを果してくれたボンゴ君だったのですが
「もうあと1年やっぱり車検通して乗るわ!」 ということになり、盆前に再び拝見することに。
そして入念にチェックして整備後納車したにもかかわらず、先日またもやスターター急死!?
車検後僅か1月ほどでこれでは誠に申し訳ないかぎりですが、こればかりは防ぎようもなく。。
多少の工賃値引きも焼け石に水? 結局、正規リビルト品に交換する羽目になってしまいました。
3ヶ月保証の格安リビルト品も出回っているようですが、はてさてどんなものなんでしょうね。
- マツダ スクラム スターター(セルモーター)リビルト品【31100-70D30】
- \14,000 エンジェルプランニング
Blog27/LOL
FM京都アルファーステーションの、「Splash Groove September」 = 9月のパワープレー曲。
私の職場では常にFMラジオのBGMが流れているのですが、日に何度も繰り返しかけられると嫌が応にも覚えます。
月によってはただ右から左の時もあるのですが、この曲はシンプルなメロディーのくせに妙に陽気になれるので好き♪
Blog 27 : avex Official Web site
ポーランド発のキュートなユニット、双子姉妹の トーラ と アーラ 。 1992年11月27日生まれというからまだ13歳?!
ユニット名の由来は、ブログに夢中な2人の誕生日が27日だからなんだそうです。 アクセス数 300万件・・・ (^_^;
"Uh La La La" がFIATのタイアップ曲になるなど、ヨーロッパで爆発的な人気をみせており、日本でもブレイク必至!
ミツオカ ラ・セード
上の画像は、S13シルビアをベースとした 1990年製 初代ラ・セード
全長 X 全幅 X 全高 = 5100 X 1870 X 1280mm と堂々としたサイズに生まれ変わっています。
書類上では確かに 「S13改」 となっているものの、ボディーの大半部分がFRPで象られており、
ホイールベースまで延長されていることからも、容易にその大手術ぶりが窺がえるでしょう。
この度の御依頼内容は、車検 ( 中古車新規登録 ) + モニター取付
外観上はそこそこ綺麗に補修されたクルマだったのですが・・・・・
お客様本人がNETで見つけて名古屋から引いた車歴16年の古車。
中身はというと、ビスやナット欠損しまくり、デッキの配線こよるだけ?
アイドリングは不安定で、急激にアクセルオフするとハンチング。
しかも排気温ランプは妙な感じに明滅しだしてくれるのですよ。。
目の届く範囲内で気が付いたところは虱潰しに修理しまくりました!
獅子奮迅の活躍したつもりなのですが、それでも納車の数日後、
突然エアコンスイッチが反応しなくなってしまったとのご連絡が。
他にも運転席P/W、叩けば動き出すことが何度かあったそうです。
まぁ、気長にボチボチ完成度を上げていきましょう。
右はこの記事のトピックス、フロントカメラの設置状況
ステンレス製オリジナルステーを使った会心作?! w
左右側方がニ分割で映し出されるフロントモニターは、ロングノーズタイプの車両の場合、狭い路地などの旋回時や
鼻先出しての一旦停止の時にとても役に立つのではないかということで、お客様自身の達ての御所望でありました。
どうせ引き受けるからには、なるべく外観を損ねないよう、視認性の最も良いであろう場所に設置したいものです。
フロントに限らずバックカメラもそうですが、実際にモニターでの映り具合を確かめながら決めてあげるとGOOD♪